7ヵ月生修了式を行いました

今日の大原2016年10月12日
本日、公務員科修了式が行われました。
修了生代表として橋倉君がお礼の言葉を読み上げました。

これまでの橋倉くん頑張りを知っているため、聞いている職員も涙がでる言葉でした。
今回は、お礼の言葉をカットせずに全文をご紹介いたします。

本日は、私たち修了生のために、この様な素晴らしい式典を開いていただきありがとうございます。
私自身、この晴天の中、今日という日を迎えられることができ大変嬉しく思います。
突然ですが、私にとって「人生とは」といってもわかりません。
ですが、これかな…というのはいくつかあります。
例えば出会いや戸惑いです。
しかし、結局はこうやって考えながら生きていくのが人生なのかなと思っています。
なぜ今私がこんなことを話すかといいますと、今年程、人生について考えたことがなかったからです。
正直申しますと、去年の私はどこかに内定すれば良いという考えで一年を過ごしてしまいました。
そのためか、勉強に集中しきれないところがありました。
結果は、どこにも内定をもらうことができませんでした。
これを受け、両親と勉強を継続するかどうかを話したことがありました。
その時に父にこう言われたのです。「お前がちゃんとした職に就いてくれれば、後数年なら
勉強を続けても構わない。それだけの蓄えはあるから。」と。

こんなにも私のことを考えてくれていたんだと思うと、今までの自分に腹が立ちました。
それから気持ちを改め、先ず自分が何になりたいかを真剣に考えました。
考えていく中で人生についても考えないといけないと思ったのです。
就職するということは住むところを決めるということ、住むところを決めるということは
そこに自分の家族をいずれは持つということなど、色々考えました。

人生て長いんだと思いました。
こんなに大切なことの土台となる就職を軽く考えていたんだと反省しました。
そして今年の四月に二年目を迎えました。
学校に来る時間を早くし、帰る時間を遅くしました。とにかく勉強をしました。
その成果か、五月に受験した海上保安庁(特別)の一次試験に合格することができました。
とても、とても嬉しかったです。
すぐ家に電話しました。母が出ました。泣いて喜んでくれました。
去年のことがあったので、私自身思わず涙しました。
最終的に内定まではいきませんでしたが、またあの喜びを味わいたい、それ以上の
びを味わいたいと思いました。
今、現在私は、これから受験するところが三つ残っている状態です。
内定を勝ち取れ
る様に、これからも勉学に励みます。そして両親に最高の結果を報告します。
最後になってしまいましたが、今までの自分とこれからの自分があるのは、
両親のおかげはもちろんのことですが、担任の阪本先生を始め、各教科担の先生方、
そして大原簿記公務員専門学校に携わっておられる全ての先生方のおかげです。
足かけ二年という短い間ではありましたが、ご指導、ご鞭撻のご尽力を誠にありがとうございました。
ここに修了生を代表して御礼を申し上げます。

修了生の中には、まだ受験中の学生がいます。
皆にとって良い結果が出るように、職員一同協力しますのでいつでも連絡くださいね。
修了生の皆さんおめでとうございます。

161012